本日も宜しくお願い致します。
今回は漆喰壁の塗装について一緒に見ていきましょう。
漆喰は呼吸する壁と言われています。
漆喰の壁表面は無数の細かな穴が開いておりこの細かな穴に空気が通ることで調湿を行えるからです。
漆喰壁に塗料を塗ると細かな穴が塞がれてしまい逃げ場を失ってしまった湿気は強い圧力で穴を塞いだ塗料を押し出そうとします。
漆喰に適さない塗料を使用してしまうと塗料が膨らんだように浮いたりするので1~2年でボロボロに剝がれ落ちてしまいます。
漆喰に塗装するには以下の塗料が適しています。
①艶消し塗料
漆喰の表面は光沢のない落ち着いた仕上がりがほとんどです。
漆喰の外壁塗装には艶消し塗料が使用されます。
②アルカリ耐性が強い塗料
漆喰の原料は石炭石を焼いて水を加えた消石灰が原料となっています。
消石灰 は強いアルカリ性を持っており塗料は一般的にアルカリ性に弱い性質を持っています。
なので漆喰に塗料を塗る場合、アルカリ耐性が強い塗料でなければなりません。
③調湿性がある塗料
漆喰は呼吸しており塗料を塗ってしまうと特性である調湿性が妨げられます。
塗装すると漆喰の細かな穴を通ってきた湿気が裏面にこもってしまい塗装のひび割れや剥がれが発生してしまいます。
なので使用する塗料は湿気を通せる調湿性を持った塗料でなければなりません。
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