1完全直接施工
直接施工だから手間暇を惜しまず丈夫で綺麗な工事が可能に!
・・・というのも
失敗する原因は、仲介手数料の発生と技術力です。
注文先によっては自社の専属職人がいないため、注文した会社が下請け業者に作業を丸投げします。
そのときに…
担当する営業も塗装の仕事をあまり理解しておらず、「仲介手数料だけ上乗せ」という会社も少なくありません。
ケース① 訪問販売会社の場合
- 契約後お客様が支払う代金に仲介手数料や営業マンの高額な歩合給が含まれているから契約金額が高い。
- 塗装するのは、安い料金で請負契約した下請けの職人なので、施工品質が低い可能性が高く、技術・精神面などしっかり教育されていない場合が多い。
財団法人 日本消費者センターに寄せられる相談や苦情件数は・・・
ケース② まちのリフォーム店、ハウスメーカー等の場合
- 仲介手数料がお客様の契約金に上乗せされるため料金が高く、現場調査から診断、工事の仕様、見積、施工管理、クレーム処理まですべて下請けに丸投げするケースもある。
- 塗装の品質は、大手のハウスメーカーであれば下請け会社にもある程度の基準がある。
ケース③ ポータルサイトなど無料塗装業者の紹介サイトの場合とその仕組み
まずお客様が案内所に連絡を入れますと、案内所はA~Eの塗装業者へ連絡を入れ、お客様の要望や指定日時を伝えます。
各塗装屋は内容を確認し、見積りや現地調査の依頼を受けた時点で1万~1.5万の紹介手数料が発生します。ですから、案内所は塗装業者が見積り依頼を受けた分、手数料が多く入るという仕組みとなっています。
また、お客様と契約に至った業者へは、契約手数料として契約金額の約10%~15%(100万の契約を交わした場合は10万~15万)の手数料を紹介サイトに支払います。
例えば、紹介サイトから5社の塗装業者を紹介され、その中の1つの塗装業者で契約した場合は、5社からの紹介手数料およそ5万~7.5万と契約手数料10万~15万かかる計算になり、合計1件の契約につき15万~22.5万のお金が無料相談窓口に流れるという事です。
実際、工事をする業者は、紹介手数料1万~1.5万+契約手数料10万~15万の支払いがあるため、契約書上は100万としても、実際の契約は89万~83.5万くらいに減ってしまいます。
どこの塗装業者でも、利益を確保します。その時に紹介料や手数料が10数万という高額になると、一番大切な工事の内容に影響するということです。
例として、工事日数、作業工程の短縮や、一級塗装士等の熟練工は日当が高いため現場に入れることができません。また、塗料の量を少なく済むように薄めたり、塗り回数を減らしたりという、信じられないような話が多いのが、無料紹介サイトを経由したときの実態です。
また、契約した際にお客様に紹介所からキャッシュバックがある場合も、当然紹介を受けた、また契約の取れた塗装屋からの手数料でまかなっているということです。
中には、こういった契約時の手数料を払いたくないと考え、塗装屋とお客様が口裏を合わせ、表上は不契約として紹介所に報告し、裏で直接契約してしまうという業者もあるようです。
ただこれも、紹介サイト側はこういった事も予想しており、成約隠しが発覚した場合、なんと損害賠償+違約金(ペナルティ)として300万円以上の支払いが生じるというのです。
怖い話ですね。
上記の内容により、紹介業者の会員も案件を断る業者がかなり多くなっている様です。
ケース④ 塗り替え直営店
- 直接お客様と塗装店とで契約するので、仲介手数料がなく料金が安い。
また、施工本体に多くの実費が使われている為、高い品質を確保できる。
- 自社で管理をするので教育の徹底指導をうけた職人により技術面、精神面も高い。
- 元請からの厳しい職人の人工制限や塗料の材料支給の制約を受けず、手間暇を惜しまず丁寧な仕事が可能となることで、美しく丈夫な塗装により住まいの安心に繋がる。
まとめとしては、
このように、自社の専属職人がいない大手ハウスメーカーや工務店、訪問販売会社に依頼するケースと、直接施工を行う塗装専門店とでは、契約金額が同じであったとしても施工体系の違いにより工事内容が異なるのです。
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