奈良県の橿原市・田原本町・天理市・桜井市のみなさん、こんにちは!
地域密着の外壁塗装・屋根塗装専門店のヨネヤです!
今回のブログを執筆させていただく吉田です
本日も宜しくお願い致します。
皆様は「財形住宅貯蓄」というものを聞いたことがおありですか?
聞いたことならあるよという方も、現在実際に行っている方も、まったく知らないという方もいらっしゃいますよね。
では今回は「財形住宅貯蓄」という制度を使って外壁塗装ができるの?という疑問についてお答えいたしますよ♪
外壁塗装をお得に行いましょう!
1.財形住宅貯蓄とは?
ではまずは「財形住宅貯蓄」という制度について知っておきましょう^^
「財形住宅貯蓄」のは財形制度の一つ。
財形制度の正式名称は「勤労者財産貯蓄制度」といいます。
これは、労働者の給与からいくらか天引きし、会社経由で銀行に送金しお金を積み立ててくれる制度です。
また財形制度には大きく分けて「財形融資制度」「財形貯蓄制度」「財形給付金・基金制度」の3種類ございます。
その中で「財形住宅貯蓄」は「財形貯蓄制度」の一つとなります。
1-1.財形貯蓄制度
では今回関係している財形貯蓄制度とはどのような種類があるのでしょうか。
こちらは自分で希望する財産形成によって3つの中なら選ぶことができるんですよ♪
★一般財形貯蓄:使用目的を問わない貯蓄です。
将来的にも住宅を購入する予定がない方、しっかり貯蓄をしたいかたはこちらがおすすめ♪
★財形住宅貯蓄:住宅を取得するとき、また、修繕等のリフォームに使用可能な貯蓄です。←今回はこちらがポイント!
マイホームの購入や持ち家のリフォームをお考えの方はこちら♪
★財形年金貯蓄:満60歳以降に受け取り可能です。年金を受け取るまでの期間に備え貯蓄をとお考えの方はこちらがおすすめ♪
1-2.財形住宅貯蓄のイロハ
財形住宅貯蓄の内容は取り扱っている銀行等でさまざまですが、基本的には以下のようなものです。
★積み立て期間:5年以上
★住宅購入額の90%または4000万円まで積み立て可能
★マイホームの取得、リフォーム(75万円以上)で使用可
積み立て期間は5年以上なので、もう遅いかも?と諦めていた方ももう一度ご検討くださいね!
1-3.財形住宅貯蓄の利点
では財形住宅貯蓄のメリットはどこにあるのでしょうか?
使い道が決まっているし、普通の貯蓄と何も変わらないんじゃ?という疑問をお持ちの方もいらっしゃいますよね。
ですが、財形住宅貯蓄の利点は2つございます!
★税金面でメリットあり
まずは一つめのメリット、財形住宅貯蓄は税金面でメリットがございます。
どうゆうことなのでしょうか。
財形住宅貯蓄はほかの財形制度と同時に使用可能ですが、
3つの元利合計額のうち550万円までは……利息が非課税!
普通預金で考えると利息の20%課税されてしまいます!
利息なんて小さい金額とお考えの方もいらっしゃるかもしれませんが、
お家を購入できるほどの貯蓄に対しての利息は小さな額ではございませんよ!
★ローンも利用可
財形住宅貯蓄を1年以上利用+残高50万以上であれば、契約している金融機関の融資を受けることが可能ですよ♪
財形住宅貯蓄での積み立て金額が目標に達していなくとも、残りをローンで賄うことも可能です。
1-4.財形住宅貯蓄利用のための条件
では財形住宅貯蓄を利用するための条件を見ていきましょう。
この条件は「利用時」と「払い出し時」にございます。
≪利用のための条件≫
・満55歳未満
・会社勤めの方
・勤務先が財形貯蓄制度を取り入れている会社
・他の住宅財形契約をしていない(※財形住宅貯蓄の場合のみ)
≪払い出し時の条件≫
・契約者本人がその建物に住むこと
・床面積50㎡以上であること
・(中古住宅の場合)築年数20年以内+一定の耐震基準をクリアしている
・(リフォームの場合)工事後の床面積50㎡以上+工事費用75万以上
2.財形住宅貯蓄を外壁塗装で利用するときの注意点
財形住宅貯蓄を利用するときに知っておきたい注意点についてお話しますね。
ペナルティ等もございますので要チェックです!
2-1.払い出しに条件あり
財形住宅貯蓄の払い出しには「適格払い出し」であると認められる必要があります。
では適格払い出しとはなにか。
それは使用目的が財形住宅貯蓄の目的に沿っているか、ということ。
もしも目的外の利用としてみなされると、解約利子が発生したり、過去非課税であった分の利子が追税されたり…
気を付けましょう!
2-2.共有名義のお家は?
二世帯住宅のお家や夫と妻で共有名義など共有所有名義のお家もございますよね。
このような共有所有名義のお家は、財形住宅貯蓄では費用の1/3しか払い出し対象になりません。
2-3.払い出し時の費用とは?
財形住宅貯蓄の払い出し時、費用が発生する可能性がございます。
なぜ費用が発生するのかといいますと、払い出しの申請や提出する書類の準備でかかる費用です。
これらの費用も確認しておきましょう^^
3.財形住宅貯蓄を外壁塗装で使用したい!
財形住宅貯蓄を外壁塗装工事に利用できないかな?とお考えの方!
ポイントを押さえれば外壁塗装工事に利用することも可能です!
しっかりとポイントを押さえておきましょう!
3-1.75万円以上の工事を!
外壁塗装の分類はリフォーム。
ですので、先ほど申し上げました払い出し時の条件である≪(リフォームの場合)工事後の床面積50㎡以上+工事費用75万以上≫をクリアしなければなりません。
外壁塗装の大体の相場は、一般的なお家(約30坪)で約65万~90万円ほど。
使用する塗料や劣化状況によっても異なりますが、払い出し時の条件である75万円以上をクリアしない可能性も。
その場合は財形住宅貯蓄を利用することはできません。
これを避けるためには以下のような方法がございます。
★外壁と屋根はセットで同時施工
外壁塗装だけでなく屋根もセットにすれば、払い出し時の条件75万円以上を超えることが可能です。
また、外壁と屋根を同時施工しておけば、将来的なコスト削減にもつながります。
なぜか、実際の例を挙げてお話ししましょう。
≪奈良県香芝市M様より≫
M様は外壁塗装をするにあたり、屋根も同時施工するとその分高くつくので、まだいいだろうとその時は見送りました。
ですが、その1年後、異常気象で暴風雨が吹き荒れ、雨漏りが…
雨漏りの原因を見てみるとやはり劣化が大半の原因。
もう一度足場を組んで屋根の補修と塗装を行うことになり、足場代を再度払う羽目に…
このMさんの例を見てみると、足場代を2度払うという結果になってしまいました。
このような事態を避けるためにも、外壁と屋根は一度に行ったほうが後々のコスト削減につながります。
★耐久性の高い塗料を使用する
耐久性が高い塗料はその分お値段もお高めになります。
このように塗料のグレードを上げて75万円をクリアするのも手です!
またグレードの高い塗料は費用が高いだけでなく、耐久性や性能に優れています。
ですので塗り替えの頻度が減り、結果的にお財布に優しい形になりますよ。
3-2.断熱塗装
断熱塗装を行い、省エネ性能の向上を図ったリフォームも財形住宅貯蓄の払い出し対象となることがございます♪
断熱・遮熱性能を持った塗料で快適に♪
4.まとめ
今回は財形住宅貯蓄の制度の基礎知識と、外壁塗装への利用の仕方等をお話ししました。
ご自身の財形制度を理解し、目的に沿ったお得な利用を♪
また、ヨネヤでは、塗装のことを真剣に学んだプロフェッショナルが多数在籍しておりますので、お客様一人一人にあったご提案をさせていただきます♪
奈良で外壁塗装・屋根塗装をご検討の際はお気軽にヨネヤまでお問い合わせください!!
スタッフ一同お待ちしております。