奈良県の橿原市・田原本町・天理市・桜井市のみなさん、こんにちは!
地域密着の外壁塗装・屋根塗装専門店のヨネヤです!
今回のブログを執筆させていただく米澤です。
本日も宜しくお願い致します。
今回は屋根の重ね葺き(カバー工法)について一緒に見ていきましょう。
1.屋根の重ね葺きとは
重ね葺きとは現在の屋根に新しく屋根材を重ねる工法になります。
別の呼び方でカバー工法とも言われています。
1-1屋根重ね葺きのメリット
①費用が抑えられる
②工期が短くて済む
③断熱性が高い
④防音性が高い
屋根の葺き替えに比べて屋根の重ね葺きは工事費用が抑えられます。
その理由は現在の屋根材を解体する必要がないからです。
工期の短く済みます。
屋根の解体作業がないので葺き替えに比べて2~3日程度工期が短く済みます。
また、重ね葺きの特徴のひとつに屋根の断熱性を高める効果があります。
その理由は現在の屋根の上に屋根材を取り付けるので熱を通しにくくしてくれます。
その他、屋根に厚みが増すことにより音も通しにくくするので防音性が高くなります。
1-2屋根重ね葺きのデメリット
①重ね葺き出来ない屋根材がある
②屋根が重くなる
③新たに取り付ける屋根材が限られる
重ね葺きは瓦屋根のように重い屋根材には使用できません。
また、現在の屋根材の劣化が激しい場合も屋根内部の補修が必要なため重ね葺きができません。
その他のデメリットは屋根が重くなることで耐震性が低下する点もあります。
屋根は軽いほど耐震性が高くなるのでいざという時に家が崩れる可能性を減らしたい場合は重ね葺きは向かないでしょう。
その他、重ね葺きが可能な屋根材が限られていることも重ね葺きのデメリットになります。
2.屋根葺き替えよりも重ね葺きが向いている例について
屋根のリフォーム方法として塗装以外に葺き替えと重ね葺きがあります。
葺き替えとは現在の屋根をすべて解体して新しい屋根材を取り付ける工法です。
屋根の葺き替えより重ね葺きが向いているのは以下になります。
①費用を抑えたい場合
屋根のリフォーム費用を抑えたい場合は葺き替えより重ね葺きが向いています。
リフォーム費用は約20~30万円安くできるでしょう。
②現在の屋根がスレート屋根や金属屋根の場合
重ね葺きを行うには既存の屋根が軽い素材でできていることが条件になります。
スレート屋根や金属屋根は屋根材の中でも特に軽いため重ね葺きに適しています。
③屋根の劣化が激しくない場合
屋根の劣化が激しい場合、重ね葺きは行えません。
その理由は重ね葺きでは現在の屋根材が補修できないからです。
屋根材や下地が劣化している場合は重ね葺きの方が適しています。
④屋根の断熱性や防音性を高めたい場合
重ね葺きを行うことで現在より断熱性と防音性が高まります。
素材によっては葺き替えの方が断熱性と防音性が高まる場合もありますが、現状よりも熱と音を抑えたい場合は重ね葺きを選んだ方が確実です。
⑤工期を少しでも短縮したい場合
重ね葺きは葺き替えに比べて工期が2~3日短くできます。
重ね葺きと葺き替えは屋根材を取り付ける作業は同じですが葺き替えの場合は解体作業があるので数日工期が延びてしまいます。
3.屋根を重ね葺きする際の費用相場と耐震年数
屋根の重ね葺きにかかる費用相場は30坪の家で約170~240万円になります。
ですが屋根のサイズや業者によっても価格は変動します。
屋根の耐用年数は葺き替えと重ね葺きで違いはありません。
現在人気の屋根材ガルバリウム鋼板であれば約30~40年程度になります。
しかし、重ね葺きは屋根の重さが増えるので1回しか行えません。
重ね葺きをすでに行っている屋根の場合、次回は葺き替えが必要です。
3-1重ね葺きができる屋根材
①スレート屋根
スレート屋根とは雨水板状の屋根になります。
カラーベストとも呼ばれています。
②トタン屋根
トタン屋根とは安価でさびやすい金属屋根です。
耐久性が低く現在、住宅にはあまり使われていません。
③ガルバリウム鋼板
ガルバリウム鋼板とは現在人気の金属素材です。
金属ですがさびにくい特徴があります。
④アスファルトシングル
アスファルトシングルとはシート状の屋根材です。
風に弱く日本で利用している住宅は少ないです。
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