本日も宜しくお願い致します。
今回は外壁塗装で色褪せしやすい色と色褪せしにくい色について一緒に見ていきましょう。
外壁はなぜ色褪せするのでしょうか？
原因は二つありますが基本的には経年劣化が原因になります。
色褪せは塗装を行ってから必ず発生する現象です。
外壁の色褪せの原因として最もダメージを受けるのが紫外線になります。
紫外線を浴び続けることで色を構成する顔料が破壊されて色味が変わってしまいます。
南面や西面は日当たりが良いので色褪せしやすい面になります。
外壁だけではなく、家にとりついている付帯部も同様に色褪せします。
化学変化が原因で色褪せが発生する場合があります。
材質が金属の場合わかりやすいのですが、酸化によって変質してしまい色が変わることにより色褪せしたように見えます。
鉄の場合、錆びてきた際に赤や黒に変色するのですが、酸素や水、筆耕などの影響により素材が変質してしまい色が変わってしまいます。
色褪せしやすい色とはどんな色かというと原色に近い鮮やかな色や暖色系の色になります。
外壁塗装の色選びをされる際に色褪せしやすい色を事前に知っておくことで失敗しない外壁塗装になるでしょう。
色褪せしやすい色は以下になります。
【色褪せしやすい色ランキング】
もっとも色褪せしやすいのが赤になります。
赤は耐光性が低く原色で鮮やかな色になるので色褪せが目立ちやすくなります。
外壁を赤にするとこまめに外壁塗装をする必要があります。
黄色も色褪せしやすい色になります。
黄色の中でも鮮やかなレモンイエローはしやすいですが、クリーム色などは逆に汚れが目立ちにくく色褪せがわかりにくい色になります。
緑色も色褪せしやすい色のひとつです。
明るく濃い緑の外壁にすると色褪せがわかりやすくなります。
淡い緑色の場合、それほど色褪せは目立ちにくくなります。
その他の色で色褪せが目立ちやすいのが濃い紫で赤に次いで色褪せが目立ちやすい色になります。
【色褪せしにくい色ランキング】
白は最も色褪せしにくい色になります。
白は太陽の光を吸収しにくい特性があるので紫外線のダメージを受けにくい色になります。
また白は色褪せ自体分かりにくい色になりますので色の中で一番色褪せがわかりにくい色になります。
その他、逆に白は汚れが目立ちやすい色になります。
排気ガスやほこり、カビコケなどが付着した場合、非常に汚れが目立ちやすいのが特徴です。
白に次いで色褪せしにくい色が黒になります。
黒は着色力が高く色の原子の結びつきが光に分解されにくい特徴があります。
逆に黒は白と同様に汚れが目立ちやすい色になります。
青も色褪せしにくい色のひとつです。
青は原色になりますが、光を反射する色なので紫外線の影響を受けにくい色です。
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