地域密着の外壁塗装・屋根塗装専門店のヨネヤです!
今回のブログを執筆させていただく米澤です。
本日も宜しくお願い致します。
今回は外壁に艶消し塗料を使う理由について一緒に見ていきましょう。
1.艶消し塗料とは
艶消し塗料は艶無しやマット仕上げと言われることがありますが、すべて同じ意味です。
艶がないので外壁塗装後、光沢が出ずマットな仕上がりになります。
艶消し塗料の特徴はナチュラルで落ち着きある仕上がりになるのが特徴です。
外壁を艶有り塗料で塗った場合、光の反射などでピカピカ輝いて見えることから眩しすぎると感じることがあります。
このような場合、艶消し塗料で使用することで光の反射を抑えることができます。
2.艶消し塗料のメリットデメリット
【艶消し塗料のメリット】
①落ち着いた仕上がりになる
②マットな仕上がりで高級感が出る
③周囲の景観と調和する
④外壁が輝いて見えない
【艶消し塗料のデメリット】
①艶有り塗料より耐候性が低くなる
②新築のような輝きがないため質素に感じることことがある
3.艶消し塗料がふさわしい外壁について
艶消し塗料を使用して外壁塗装を行うと落ち着いた仕上がりになるメリットがあります。
ベージュやアイボリーなど薄い色を使用することで高級感がでます。
また、外壁を艶消し塗料で塗装することで周囲の景観と調和することができます。
周囲に落ち着いた建物が多い場合、艶のある外壁にしてしまうとピカピカしすぎて違和感を感じることがあります。
艶有り塗料で外壁の塗り替えを行った場合、艶は年月の経過とともに消えていきますが現在は塗料性能が良くなっていることもあり、短期間では艶はなくなりません。
ピカピカ主張しすぎる外壁を避けたい場合は艶消し塗料をおすすめします。
3-1塗料に艶がない理由について
艶消し塗料はなぜ光沢度が低いのか、それは艶消し塗料の原料や製造過程にあります。
原料である樹脂自体に光沢が出にくいものが使用されているだけでなく、添加比や粒子が調整されているので外壁に塗装を行った際、艶を抑えることができます。
艶消しの種類には大きく7分艶や5分艶、3分艶や艶消しなどがあり、塗料によってない艶もありますがこの中から艶を選ぶことができます。
4.艶消し塗料のデメリットとは
4-1艶有り塗料に比べて耐候性が低い
艶消し塗料は艶有り塗料に比べて耐候性が低いデメリットがあります。
その理由は艶消し塗料には添加剤が含まれているためです。
ほとんどの艶消し塗料は艶有り塗料に艶消し剤という艶を消すための添加剤を入れられて作られています。
艶有り塗料と違い、艶消し塗料には添加剤が含まれているので、その分若干強度が落ちてしまいます。
4-2艶有り塗料より価格が高くなる
艶消し塗料を選ぶ場合、耐候性をカバーするためグレードの高い塗料を使うのも良いでしょう。
塗料のグレードをワンランク上のものにすることで当然価格も高くなります。
しかし、現在では塗料の性能が良くなっているのでシリコン塗料やラジカル制御型塗料でも耐候性が高い塗料が販売されています。
5.艶消し塗料まとめ
塗料の機能面だけ見ると艶消し塗料よりも艶有り塗料の方が優れています。
ですが、艶有り塗料の方が絶対に良いとは限りません。
現在の外壁のデザインや色、艶感、周囲の景観から艶をどうするか考えることが重要です。
また、塗料によって艶消しが選べない塗料もあるので注意が必要です。
塗料の艶は基本的に塗料メーカーが製造しているので、現場の職人に艶を変更してほしいと言っても無理な話になります。
艶に関して決める場合は最初の段階で塗装業者に伝えておきましょう。
最後に落ち着いた雰囲気にしたい場合や高級感を意識する外壁にしたい場合は光沢がない艶消し塗料がおすすめです。
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