地域密着の外壁塗装・屋根塗装専門店のヨネヤです!
今回のブログを執筆させていただく米澤です。
本日も宜しくお願い致します。
今回はコーキングのブリード現象について一緒に見ていきましょう。
1.ブリード現象って何?
ブリード現象と一体どういう症状なのかというとコーキング剤を充填して塗装を行った後、約1~2年程度でコーキング周りの外壁が黒く変色する現象です。
ブリード現象が発生しやすいコーキング剤の上から塗料を行うことによりコーキング剤と塗料が反応して劣化を起こし黒く変色してしまいます。
1-1ブリード現象の発生原因とは
ブリード現象の原因としてコーキングに含まれている可塑剤という成分が塗料に反応してコーキング周りにブリード現象が発生します。
可塑剤とはコーキングに柔軟性を持たせるためにコーキングに含まれている成分になります。
可塑剤が入っているコーキングの上からそのまま塗装を行うと短期間で黒く変色してコーキング自体も劣化します。
1-2可塑剤とは
可塑剤とはコーキングのひび割れを防ぐ成分です。
コーキング剤に柔軟性を与える役割をしています。
この柔軟性が加わることでひび割れや剥がれなどを防ぐことができます。
近年では可塑剤が含まれていないコーキング剤が主流になっていますが、過去に施工された場合、コーキング剤に可塑剤が含まれている可能性があります。
1-3ブリード現象が発生しやすい場所
ブリード現象が発生しやすい場所ですが、サイディングの目地やモルタルのひび割れ補修で使用したコーキングなどが挙げられます。
外壁色に薄いお色を選ばれる方が多いので黒く変色してしまうと美観を損ねてしまいます。
2.ブリード現象が発生してしまうと・・・
①美観が損なわれる
サイディングやALC外壁などの目地に充填しているコーキングにブリード現象が発生が発生すると黒く変色して目立つようになります。
淡い色の外壁の場合、悪く目立ってしまい美観を損ねてしまいます。
黒い外壁の場合にも変色にはムラがあるので目立たないわけではありません、
②耐久性がなくなる
ブリード現象が発生すると塗料と可塑剤が反応して塗料が変質してしまいます。
塗料が変質することで塗料本来の耐久性が低下して塗装の劣化が早まってしまい短期間のうちに再塗装が必要になってしまいます。
また、変色が発生する期間も1~2年と非常に短い期間で発生するのでメンテナンスコストを気にされる場合はブリード現象に注意が必要です。
3.ブリード現象を発生させない方法
3-1ノンブリードタイプのコーキング剤を使用する
現在は可塑剤が含まれないノンブリートタイプのコーキング剤が多く販売されています。
現在の外壁塗装ではノンブリードタイプのコーキングが主流ですが、外壁塗装工事を行う際は塗装業者に確認すると良いでしょう。
3-2塗装業者に外壁塗装を依頼する場合ブリード現象の知識があるか聞いてみる
塗装業者でもブリード現象のことを知らない場合があります。
そのような塗装業者の場合、工事の際に不具合が発生する可能性があるので、事前に塗装業者に確認しておくことも重要です。
優良業者の場合、ブリード現象のことについて丁寧に教えてくれます。
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