奈良県の橿原市・田原本町・天理市・桜井市のみなさん、こんにちは!
本日も宜しくお願い致します。
今回はALC外壁について一緒に見ていきましょう。
ALCとは高温高圧蒸気養生で作られた軽量気泡コンクリートのことです。
高温高圧蒸気養生 というのは高い圧力と高温の水蒸気を使ってコンクリートの製造時に発生するセメント成分の反応を促す製法です。
この方法で製造することにより、他の方法よりも早く強度の高いコンクリートを作ることができます。
ALCパネルは非常に丈夫なものになります。
しっかりと手入れすれば50~60年は交換不要です。
ですが、雨や湿気などで水分を含んだり、外壁の表面が劣化したりするので定期的に外壁塗装が必要です。
外壁塗装を怠った場合、大幅に耐用年数が低下してしまうので一般的な外壁同様に塗装のメンテナンスは塗料の性能にもよりますが10~15年程度のサイクルで行いましょう。
無機質の不燃材料で作られているALCパネルは火事に強いことが特徴のひとつです。
耐火性が高い建造物の場合に最も使用されるのがALCパネルになります。
無数に細かい気泡が含まれているALCパネルは断熱性を高める効果を持っています。
その断熱性能は通常コンクリートの約10倍になります。
電気代の節約や結露防止にも役立ってくれます。
その他、ALCパネルは軽くて住宅への負担が少なく、遮音性が高く、無数の穴が湿気を吸い込んだり吐き出したりするので調湿機能にも優れています。
ALCパネルの内部には補強材として鉄筋マットや金網が入っています。
非常に丈夫でしっかりしているので定期的にメンテナンスを行っていればトラブルが起きにくい優秀な外壁材になります。
ALCパネルは気泡が水分を吸ったり吐き出したりする機能を持っているので、雨などの水分により外壁のひび割れや欠落が発生してしまうことがあります。
ひび割れや欠落は外壁寿命を急激に縮めてしまうので水分の吸着を防ぐために定期的な外壁塗装を行い、塗膜で外壁を守る必要があります。
ALCパネルは他の外壁より性能が良いですが価格が高めに設定されています。
1平米あたりの価格は以下になります。
①ALCパネル=5500円~
②窯業サイディング=3500円~
③金属サイディング=4000円~
ALCパネルの接合部分にはコーキング剤で保護されていますが、このコーキング剤は紫外線や雨水により劣化していきます。
コーキング剤が劣化することで隙間から水分が入りやすくなり、雨漏りなどの原因につながります。
ALCパネルは丈夫な外壁材ですがひび割れや欠損などが発生する可能性があります。
ひび割れをそのまま放置してしまうと塗膜と外壁の中に水が溜まってしまい腐食して爆裂を起こしてしまいます。
ALCパネルの継ぎ目に充填しているコーキング剤は非常に劣化しやすい部分です。
コーキング剤のメンテナンスを行わず放置してしまうとひび割れや肉やせ、剥離などが発生します。
次回の外壁塗装と同じタイミングでコーキング剤のメンテナンスを行いましょう。
どんな外壁材もそうですが、ALCパネルも同様に防水性を補うために塗装する必要があります。
外壁塗装した塗膜は時間の経過とともに劣化していきますので防水機能が低下していきます。
塗膜の劣化症状としては色褪せやカビコケの繁殖、チョーキング現象が挙げられます。
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